2010年4月11日日曜日

手放す

 
 
ヨガの考え方には執着や煩悩を 手放す というものがある。
手放すものは物欲であったり生理的欲求であったり、ある特定の考え方で
あったり、人によって違ったりする。
そういったものたちに縛られている自分を解放する。という意味の 手放す。
 
物欲だらけの私がそれを手放すのは難しいけれど、ある意味「もういいや」と
投げやり気味に手放してしまえば気が楽になる部分もあるから不思議。
 
過去の出来事で何度もリピートしてしまう残像とか、後悔とか。これこそ真っ先
に手放してしまえば良いわけだし、(もちろん忘れられるワケじゃないし何度も
リピートされるけど、心から切り離してしまうだけでずいぶんと救われる)後悔だ
けじゃなく誰かに言われた一言とか、自分を傷つけた 何か はポイッと手放して
ほうって置けばいいと思う。
 
人間関係もそうだし物事のうまくいかないことはたいがい心から手放して置け
ばなんとなく流せるようになる。(もちろん例外はある。例えば職場でセクハラ
されているのを心から 手放す だけで流すなんて無理!)
 
 
手放すのは悪い考えばかりではない。「頑張ろう」という心までも手放してしまう。
簡単な例だと。
「ヨガのポーズがうまく決まらないから頑張って体をもっと曲げよう」とか。
「月に3回はレッスンに行こう」とか。
 
頑張る自分も手放してみると、自身の中に何かを受け入れる容量が増える気が
する。
自分の生きてきた中で作られた考え方の癖?「こうあるべき」とか「これが普通」
とか。をやめること。なのかな。 手放す って。
 
小鳥ちゃんを溺愛するのもちょっと手放してみる。
ひとつの命として大切に向き合うことには変わりないけど、自分基準の愛情で
がんじがらめになっていたところから抜け出すことができた気がする。

 
奥の深いヨガの精神を語るにはまだまだ修行がたりない私ですが、感じたこと
をちゃちゃっと書いてみました。
わかりにくかったらごめんなさいですm(_ _)m

 
 
 
 

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