2011年2月11日金曜日

見えてないんだね。

 
 
今日のよんごう。
 
少し前まではカメラが寄ると怖がってましたが
今日はボーッとしたまま撮らせてくれました。
きっと見えてないんでしょうね。
 
とくに左目の方が重傷のようです。
 
白濁した瞳を見ると切なくなりますが、白内障によって苦しいんでいる
様子はまったくないので、やはり老化現象のひとつとして
受け入れていこうと、あらためて思いました。
 
人間で言えば老眼になったくらいの感覚で。
「不自由だけど生きていくのに問題ないよ」
と、よんさまが言ってくれてるような気がするんですよね。
 
「それだけ長生きした僕を褒めて」って。
 
元々若鳥の頃から肝臓の肥大した子でしたから
もっと早く白内障になっててもおかしくなかったのに。
白内障どころか「肝臓が肥大している子は5歳くらいしか
生きられないケースが多い」と某有名鳥専門獣医さんに言われ、
そうか、さんごうもよんごうも5年で逝ってしまうのか。と、
勝手に寿命を決めつけてしまったときもありましたが。
 
気がつけば10年。
二羽とも6歳頃からてんかんの発作を起こすようになったりとか
さんごうはクチバシがずれて伸びすぎたり、よんごうは飛ぶ力がなくなり
足が不自由になったり白内障になったり。
 
そして9歳のしなチュンも今は飛べず手の中でうずくまる日々。
 
 
みんな歳をとったんだね。
それだけの時間を、共に暮らしてきたんだよね。私たち。
 
「おやすみ。また明日ね」
そう言って毎晩カゴに布をかけています。
でもその「明日」が来ない日が来ることも知っています。
 
朝、布を外すとき、会社から帰ってきて小鳥部屋を開けるとき、
いつも一抹の不安を感じます。
 
でもそれは飼い主として覚悟しておかねばいけないこと。
  
命あるものは必ず逝ってしまう。
それがどんな最後であろうと。
 
私が文鳥を飼うのは、今いる三羽が初めてのことで、
まだ旅立ちを見送ったことがないのです。
 
だからすごく怖いのかな。
 
もちろん親戚が亡くなったり子供の頃飼っていたペットが
逝ってしまったことは経験していますが、自分が大人になってから
自分の責任で飼い始め、家族のように暮らしたのは
この三羽が初めてなので。
 
正直、どうなっちゃうのか、自分でもわかりません。
 
でも。今は、彼らが一生懸命生きてるので、私もしっかり
彼らの老後生活を支えていきたいと思います!
 
長くなりました。(^^;)すみません。
 


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