3時頃の地震でいったん社外に避難。一時間ほど待機して社内に戻り
余震がけっこう来てるから帰れる人は帰って良いですよ、ということに
なり、でも当たり前に電車は全線止まってて。
「地図はありませんか?歩いて帰りたいんです。」
と言ってみたところネットで検索してくれました。道案内の結果は約10キロ。
「10キロなら歩けます。行きます。」
上司が地図を印刷してくださり、それを持って会社を出ました。
空のペットボトルに水を入れ、おばさま達がくださったお菓子を袋に詰め
鞄に入れ、準備万端。おまけに今日は一番歩きやすい靴を履いてました。
永代橋からスカイツリーを眺め、築地本願寺を横目に見、築地市場をかすめ
東京タワーが見えてきたらもうすぐ、遠くにレインボーブリッジが見えてあとちょっと。
「もし小鳥ちゃんのカゴが倒れて100Wのひよこ電球がタオルにくっついたら…。」
そう思うといてもたってもいられなくて走り出し、でも歩道は人がいっぱいでなかなか
思うようには進めません。ひとをかわしながら追い越していき、どうにか10キロの道のり
を1時間40分ほどで帰ってこられました。
マンションのエレベーターは復帰したばかりだったようでラッキーでした。
いそいで自宅のドアを開け小鳥ちゃんの部屋に直行、急いで引き戸を引くと。
「………。」
いつも通りの状態で何事もなかったかのよな三羽の姿が。。。
「よかったぁ…(T_T)」
もう、その場にへたり込みました。
会社は築年数が古く免震構造なので揺れが大きかったようです。
書類は落ちるしパソコン動くしコピー機ずれるし階段の壁面崩れるし、洒落に
ならない怖さでした。
揺れてる間、一瞬ニュージーランドの地震が頭をよぎり、「天井が崩れるか床が
抜けるかどっちが先か、私はこんなところで死ぬのか」と思いました。
本当に怖かった。
まだ余震が続いてますね。ウチの家族は今日帰ってこれそうもありません。
無事であることが確認できたのでもうそれだけで十分です。
震源地に近いところは大変なことになってますね。
親戚が仙台にいるので心配です。