先日、プレゼントを探しにメンズファッションを取り扱ってるお店に
出向きました。
代官山近くのちいさなショップなんですが私の好みのラインだったので
何度か見に入ってはいたのですが、価格帯がお高いので
買わずにさささと帰っていました。
ちょっと今回は予算もあったのでじっくり見ていると、
なにやら小鳥の声らしきものが聞こえてきました。
でも見渡しても何もいません。
???
店員さんに 「小鳥がいるんですか?」 と訊ねると
「店で飼っているインコがいるんです」
とのこと。
看板鳥ってコトみたいで、話を聞いていると
店の奥から鳥カゴを持って来て見せてくれました。
白青のセキセイインコ。男の子でした。
年齢はわからなくて、誰にも懐かないと。
カゴは懐かしい丸カゴでとまり木1本にブランコ。
そして水と餌入れいっぱいのミックスシード。
思った通り、カナリーシードの皮ばかり残ってました。
「ウチも黄色い子飼ってますよ~」
と話ながらもその子が気になる私。
確かに飼い方は人それぞれ。
飼い主も人それぞれ。
お店の雰囲気に合わせた狭い丸カゴも
与えすぎてる餌も
店で飼われるという宿命を背負ったそのこの鳥生。
でも誰にも懐かない。
歳もわからない。
なんだか悲しいな。
と思いました。
でもちょっとホッとしたのは、ちゃんと健康診断受けているそうです。
寒くなって来たからと店の奥にしまわれて
看板インコの仕事もできず。
誰が飼い主さんなのかも理解できない環境で
あのインコは毎日暮らしているんですね。
手乗りじゃないから
あの狭い丸カゴの中だけで一生を送るのでしょう。
本当に誰に飼われるか。って
ペットにとっては全てが決まることなんですよね。
ウチに帰って来て、ウチの子達を見て。
甘えた目線で見上げてくるこの子達の愛情をひしひしと感じ
なんとも言えない気持ちになりました。
また今度、あのお店をのぞいて見ようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿