具合の悪そうなしなチュンを、今日病院につれて行きました。
先生は、しなチュンの顔を見るなり
「うわ~。やばい顔色だねぇ」と一言。
確かにアイリングもクチバシも白っぽくて目はショボショボの
閉じ気味だし呼吸は体全体でハアハアと一生懸命してる状態。
恐る恐る触診する先生。
「お腹が腫れてる。内臓が腫れてるっぽいね。でも今のこの状態じゃ
触診だけでも命に関わるからあまり触らないでおくね」
「糞にエサがそのまま出ちゃってる、胃腸の調子もよくないみたいだね」
「この呼吸の荒さは呼吸器系の病気じゃなくて、内臓系が腫れて肺とか呼吸器が
空気を吸うスペースがなくなっちゃてるんだと思う」
「結構重傷だよ」
「覚悟決めて治療していこうね」
「まずはエサを食べてもらうこと。今体重21グラムあるけど、お腹の腫れをひけば
実質19グラムくらいだと思う。触った感じでも筋肉がすごく痩せてるし」
「消化の良いペレット100%の食事でこの糞の状態だとすると、
かなり消化器官が弱ってて栄養とれてないから
肝臓が悪い子用のペレットと胃が悪い子用のペレットを
少し出してあげるから食べるかどうか試してみて」
「そして夜も寝かせず薄明るくして食べさせるのが優先」
「そして30度での保温。でも32度は超えちゃダメ。熱中症になるからね」
「後は胃腸と肝臓の働きをよくする薬をとりあえず一週間出すから、
頑張って治療してみて」
「もちろん入院という選択肢もあります。しっかり保温出来るしエサを食べなければ
強制給餌できるしね。でも知らない場所で知らない人に世話されることで余計具合が
悪くなる子もいます。それに最悪の事態のとき、飼い主が立ち会えないことも十分あり得ます」
「どう治療していくか、ご家族とよく話し合ってきてください」
いままで何度も通院した経験がありますが。
ここまでせっぱつまったお話は出たことがなかったので、
そうとう危ない状態なんだなと把握しました。
薬が効いてお腹の腫れがマシになって普通に呼吸が出来るようになったら
レントゲンを撮ってちゃんと検査しましょうとのことでした。
なんとなくその言葉の裏に「そこまで回復させるのはかなり難しいよ」と
言われた気がします。
呼吸が苦しそうなときのために酸素ボンベも買っておくようにといわれました。
スプレー缶になってるあれですよ、テレビでよく見かけますよね。
クチバシが紫色になるような事があったらカゴカバーの中に酸素を送り込んでやると
楽になるらしいです。(もちろんカバーには二酸化炭素を逃がす穴が必要です)
本日処方された薬とペレット。
きっとしなチュンは食いしん坊なので食べてくれると思います。
先生いわく、味は美味しくないらしいんですけどね。
でもしなチュンが食いしん坊でよかった。
食の細い子だったら自宅じゃどうにもなりませんモンね。
入院に強制給餌。
私的には望んでません。
でも家族の意見も聞いてみないと。
頑張れしなチュン!また去年みたいに復活してみせて!(>_<)