2011年6月30日木曜日

いただき物・忘れ物・好きな写真。

 

 

さてさて。

なが~い冒険記を読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

今回の記事はタイトル通り、いただき物・忘れ物・好きな写真です。

 

 

まず忘れ物<(_ _)>

 

この日焼け防止に愛用していた黒い長手袋。忘れてきました。

きっと下関。新幹線から在来線に乗り換えたときに外してバッグの上に

乗せたような記憶がうっすらと…。きっとバッグの中に入れず

そのまま「下関駅だ~~~♪」と降りてはしゃいで写真を撮っている

間に。もしくはバス停で動かないハイテク機器にいらだっている時に

落としたのではないかと思われます。

ホテルで帰りの荷づくりしたときには無かったので。

  長年使っていたので元は取ってますが、気に入ってたのになぁ。 

また買わなきゃ。(T_T)

 

 

次はいただきもの♪

 

とりみカフェでちぃさんからプレゼントしていただきました~。(*^_^*) 

ちぃちぃ&キャロちゃんのコースターとシール。

このコースターはちぃさんのデザイン。

こんなに上手に描けるなんて羨ましい限りです!(>_<)

やはり鳥の絵は脚が命だと思います!

脚がしっかり描かれてないとしっくりこないんですよね~。

シールはなかば無理矢理いただいちゃいました(笑)

かつあげ?いやいや。友好的に。ハイ。
前からいいな~と思っていたクラウンちぃちぃとキャロ。

こんな形で手に入るとは。うほ♪ (*^_^*)

 

これは浮気じゃないのよ、よんさま。

ちょっと隣の奥さんに好意を持ってたおじさんが

その奥様からぐうぜん手料理のお裾分けを頂いて

有頂天になってるだけなのよ。



そして好きな写真。

 
花鳥園で撮ったものだけですけど。


この表情。可愛いなぁ、と思って。
 
 

こちらはちょっとアートな感じ。


またエサあげたいです。ちょっとコツが掴めましたし(笑)



後はこの子。
ちぃさん、この子がモモイロインコちゃんですか~?


この足に弱いんですよ。

人に慣れたインコって『あくしゅしよ♪』って感じで

カゴの隙間から足を伸ばしてくるんですよね。
文鳥には無い仕草なので、ちょっとときめいちゃます。
 
これは浮気じゃな…あ。もういい?
 
ハイ。 

では次。


何か意思が通じてるみたいでしょ?(笑)

 

面白い一瞬をちぃさんが撮影してくれました。

これもちぃさんからの贈り物です。(*^_^*)
 


冒険記。おまけ(復路、お土産編)

 

 

新下関からこだまに乗り、新山口でのぞみに乗り換え。

確か次にホームに入ってくるハズ…。

とホームの電光掲示板をチェック!

ん?(-_-)

「のぞみ」の文字が無い。

次もこだま?

しかもだいぶ後。

え?他にホームがあるの?新幹線でホームが違う乗り換え?

新山口ってそんなに大きな駅だったの?

や。でも。どう見ても向かいの反対方向のホームしか見えないよ。

 

あれれ?とプリントアウトしてきた乗り換え案内を

見てみる。やっぱり日付も時間も間違えてない。

のぞみ50号が次のこだまの前に来るハズ。

 

なにかあったのかな?

 

いったんホームを降りて

改札まで行ってみると、駅員さんが拡声器でなにか説明してる。

『のぞみ50号は~…』

あ、やっぱり何かあって遅れてるのね。

改札口にある電光掲示板を見ると次のこだまの後にずれ込んでのぞみ

が来ることになっている。今のところ15分遅れ。

 

売店でういろうの試食をもらい、美味しかったので自宅用に購入。

 

自由席なので、ホームで並ばなきゃな、と一番空いてる1号車を

狙ってみた。やはり並んでいるひとの数は一番少なかった。

なんで1号車って空いてるんだろう。ホームの端まで歩くのが

面倒なのかなぁ。(^^;)

 

まぁ、とりあえず、旅の間に撮った写真でいらないピンぼけ写真を

削除しながら時間をつぶしていたわけですよ。

 

そしたらアナウンスで、『のぞみ50号は~小倉のあたりで大きな竹が

倒れ込んでいたために、その撤去作業を行っております。ただいま

係員が作業しておりますのでもう少々お待ち下さい』

 

「大きな竹?(-_-)」

 

いったいどんな場所を走っているんでしょう。

確かにね、その日はすごく風が強かったので、なんとなく竹が倒れ込む

のはわかりますが、新幹線の線路近くに竹林???

 

結局35分遅れでのぞみ到着。

竹の大木片付けてたわりには早かったですね。

 

そして、遅延した電車に待ち受けてるもの。

それは大混雑。

自由席ですからね~。

通路まで立ち乗り客でぎっしり。

おかげで車内販売のおねーさんは来てくれませんでした。

(頭痛がひどかったので薬を飲みたかったのですが水を買いに

自販機のある所まで行く元気はなく)

 

連結部分に近い一番目の座席に乗ってしまったので

揺れで電車に酔ってしまったのだと思います。

めったに電車では酔わないんですけど、やはり旅の疲れですかね。

 

なんだかんだ言って、35分遅れだったのぞみ君。品川についたときには

19分遅れにまで遅延を縮めてました。

そのせいで余計に揺れたのかも。

 

品川から山手線に乗り換える元気はなく。

タクシー乗り場へ。

下関では一台しかいなかったタクシー。

品川では3列になってずっら~~~っっと並んでました。

そんなにいらんやろっていうくらい。

 

そして無事、自宅に帰り着きました。

下関の友達に「帰宅したよ」メールをしたのは10時頃でしたね。

4時に新下関でしたから、本当に疲れました。

「メール遅いから心配したわぁ」

「それが竹の大木がなぁ…」

「台風おそるべしやね」


ってところで、私の冒険記は終わりです。

 

後はお土産と記念品をちょっと紹介。

ブログを見てる友達のぶんはネタバレになるので載せてません(^_^) 


まずは花鳥園。

花鳥園らしいお土産を…。

と思ったのですが、やはり小鳥好きの私。

結局選んだのは文鳥とカナリアのレターセット。




でもこれって文具メーカーMIDORIさんの商品なので、東京でも
ネットでも買えます。在庫があれば。
でも子鳥シリーズはわりと人気で売り切れてることがあるので
買っちゃいました。(^_^)
  

そしてとりみカフェ。
 
こんなポストカードが置いてあったので頂いてきました。


さぁ、あなたはどのタイプ?
ちなみに私はカナリアでした。
文鳥に行くの、なかなか難しいです。(^^;)



同じくとりみカフェでもらったポストカードとコースター。

コースターは普通に飲み物の下に敷かれてたのですが

もったいなくて使えません。と、鞄にしまっちゃいました。(笑)

  

そして下関。
ふぐが有名なんですってね。

私には平家蟹のほうがずっとイメージありましたけど。


組紐の先生と生徒仲間のおばさまに鈴を買ってみました。
紐部分が安っちいので、自分で組んで好きな色で作り直して

頂けたらいいかなと。


きっと使ってるうちにふぐも下関の文字も消えちゃうんでしょうけどね。
 


そして、自分の為にちょっとやってみたかったご当地ピンズ。

ようはガチャポンです。

何種類かあって、何が出るかとわくわくしながら200円セットして

ガチャガチャっとハンドルを回すと、コロリンとプラスティックの入れ物が

出てきました。なかなか開けられなくて友達に開けてもらうと、

 
「お♪ 巌流島じゃん!」

「え?嬉しいの?」

「だって小倉城とか出てこられても、小倉行ってないし!」
 

巌流島がすぐそこに見える場所でのことだったので、

本当に旅にぴったりの「当たり」が出ました。(^_^)


リビングの小物コーナーに飾ってます。

さすがに身に付けるのは…ねぇ(^^;)
  


関門海峡マップ。
これも良い旅の記念です。
いろんな歴史がかいま見えます。

 

下関に行かれることがあったら是非参考にしてください。
でも、美容院の場所まで書いてあるので、美術館と

間違えないよう要注意です(笑)
 
友達が買ってくれた水族館の入館券。
平家蟹のために…。_ ̄◯


でも平家蟹がいてくれてよかった。

これで空振りだったら2人ともガッカリでしたからね~。


 

 


水族館の土産ものコーナーで買った会社用のお菓子。

16個以上入ってるものなら大丈夫~♪ 

と思い。安易にこの18という数字だけみて買ってしまいました。
 


はい。英語のわかる方ならもう突っ込みいれてくれてますね。
「世界には18種類のペンギンがいるよ」

という名の菓子で。中身は12個入りです。<(_ _)>

会社で開けたときに気付き冷や汗流しました。
 

どうにか部署の線引きを変えて12個ギリギリで間に合わせましたが。

教訓。お土産は個数を確認して、多めに買いましょう。


新下関の売店で見つけた蟹のキーホルダー。

「くっ…くやしい!!」

のメッセージ。まさしく注目されてない平家蟹のセリフでは。

と思い購入(笑)

でもこの蟹、たくさんいましたがメッセージがみんな違ってました。

ぱっと見で私にこのメッセージを見せたのは平家蟹の執念でしょうか。 


甲羅は平家蟹じゃないから怖くないです。

やっぱり平家蟹を土産物にするのは難しいかぁ。。。


さて。旅の記念最後。



切符です。

これを見るといろいろあったなぁ。と。

おもしろ可笑しく思い出されます。

 

冒険記を読んでくださった方にも「なにやってんの(笑)」と

笑って頂けたら、と思います。

 

コメント、ちゃんとお返事したいので少し時間くださいね。






2011年6月27日月曜日

冒険記。(下関二日目)

 

 

さて朝です。

 

昨日レストランで頂いた観光マップを見ながら

私は三つのお願いを友達にしてみることにしました。

 

まず。

平家蟹がみたい。

そして、

赤間神宮にある安徳天皇阿弥陀寺陵に行ってみたい。

出来たら

ロダン美術館に行きたい。

 

 

 

朝起きて部屋のカーテン開けてみたらビックリ。

海側の部屋ではありませんよという理由で安かった部屋なのに、

関門橋が見える…。



ちょっと建物が邪魔ですが。
レストランからはもっと関門橋が見えにくかったので、

この部屋にしてラッキー♪

大きな川みたいな幅ですが、やっぱり海ですね。流れが違うし波があるし。
 
ひっきりなしに船が通ってます。
 
 
 
そして楽しみにしていた朝食バイキン…グ?
 
あれ?おかずこれだけ…?

まぁ。今日はランチを友達とゆっくり食べるからいっか。
 

 朝はあんまり食べないようにしておこう。



紙ナプキンにホテルのマーク。

千鳥なんですよ~。

偶然にも鳥つながりです。この旅路。



結局、朝ご飯はこれだけ。

後は景色を満喫することにしました。(^_^)


ろうそくのような灯台が2本立っているでしょう?

あそこが巌流島だそうです。

じっくり景色を眺め、巌流島も撮りまくり。

もういいかなってところで部屋に戻って荷造り。
 
10時頃友達からメール。
「今からホテル向かうよ~(^_^)」

車で来てくれるんですって♪
 
 
で、30分後に到着した友達と11年ぶりの再会。

「ひさしぶり~~~~(*^_^*)」

「ごめん、ごめん、このホテル入り口わからんくて何周も同じトコ回ったわ(^_^;)」

 

あ。やっぱり地元の人でもわからないんだ、このホテルの入り口。(笑)
 

「食事の予約まであと30分くらいあるんやけどどっか行きたいとこある?」

まってました♪

で、早速のお願い。

 

「え?あんとくてんのうってだれ?」

「ヘイケガニってなに?」

「ロダン美術館?そんなんあったっけ?」

 

どれも知らんのか!(^_^;)

マップを渡して見て貰う。

 

「あ~。赤間神宮はしってるよ。すぐそこ。じゃ、まずそこに行ってみよう」




赤間神宮駐車場から撮って貰いました。

 

丁度良く観光できてる人達がいたのでシャッターをお願いして

2人で写って見ました。

かなりの強風に耐えてます。


アップにしてみるとこんな感じ。

後ろが車ってのがねぇ。。。
まいっか。

赤間神宮です!




ここの横断歩道。信号待ちがハンパなく長いです。

階段を上がると安徳天皇がお出迎え。
ちゃんといるじゃ~ん。



でも。安徳天皇阿弥陀寺陵は見ることができませんでした。

一般には公開されてないようです。



まぁ。赤間神宮をちょっと歩いてみようかと、また階段を上ったら

結婚式に遭遇。
 

可愛いお嫁さんだったので写真を撮られて貰いました。

「いまはそんな可愛いレースの綿帽子があるんですねぇ」

と声をかけたらニッコリしてくれました。

ちゃんとブログに載せる許可を本人にいただいてますよ♪


で、結婚式の邪魔にならないようにまた階段を上へ上へ。
そしたら。耳なし芳一さんが祀られてました。
あの方も平家繋がりだったんですねぇ。



あんまりストーリー覚えてませんでしたよ。

 

このお話が書かれている上に芳一さんの像があり、

さらに奥まった所に壇ノ浦で散った平家の方々のお墓が。

ふるーい。丸い石を積み上げただけのような墓も並んでいて

「おおっと。ここでは写真撮っちゃいけねぇな」

「そやね。なんか連れて帰りそうやもんね」

と、早々にその場を離れました。

  


そしてランチの予約をしてもらったお店にGO!


前菜を食べながら友達は私の手土産を選んでます。

ビーズで作ったリング。サイズも好みも分からなかったので

在庫を全部持って行って選んで貰いました。
 

あと、ピアスをあげるつもりでいたのですが。

あれ?ピアスホール空いてない?

 

「ピアスしてなかったっけ?」

「しとらんよ~怖くてあけられんけんね~」

「なんかピアスしてるイメージやったわ」

「したいんやけどねぇ~」

 

「ほなら、穴あけたら使って」

と自作のピアスを渡すと、

「わー♪ 嬉しい!ならコレのために空けるわ」

「え。マジで?」

「うん。空けるよ~」

 

まさかそこまで言ってくれるとは。

ビックリ。

食事が終わってお店を出ると、金子みすゞさんの「商品館」なるものが。

まぁ、入って1分で出てこれますね。

みすゞさんファンの方。行くならあまり期待しない方が良いと思います。
 


そして確かこの近くにロダン美術館があったはず。

と探してみる。

「ロダン美容院ならそこにあるけどね」と笑いながら歩く私。
 

「ちょっと待ってナオちゃん」

「ん?」

観光マップを見ていた彼女。
「これ、ロダン美容院やで?美術館ちゃうよ」

「え?」

確かに。よく見たら美容院でした。

「なんで観光マップに美容院入れてんの?」

と逆ギレする私。

「下関やから」

「なんやそれ」

まぁ笑い話に終わり。

 

次は平家蟹。

 

下関の水族館もすぐ近くにあり。

平家蟹がいるとしたらここしかないだろうと。


「最近ペンギン館ができたんよ」

「や。ペンギン昨日見たし」

「え。どこで?」

「神戸の花鳥園」

「ペンギンって鳥なん?」

「オイオイ…」

 

水族館の入場料2000円。友達が払ってくれました。

「いいのか?蟹のために2000円も良いのか?」

「見たいんやろ?いいよいいよ」

「平家蟹とお土産コーナーしか用無いけどいいのか?」

「いいって。っちゅーかヘイケガニ、いるんかな」

「よし!聞いてみよう!」
 
入館口で「ペンギン館はあちらでーす♪」と言うお兄さんに

「蟹はどこですか?」と聞いてみた。

「え~…蟹は、あの奥を曲がった薄暗いところになります」

 

GO!

 

急ぐふたり。

でも水槽にいたのはアシナガガニ。

これは普通の水族館でも見れる。

周りの水槽に蟹はいない。

 

もういちどインフォメーションの所まで戻り、スタッフの方に

「平家蟹が見たいんですが」

「ヘイケガニ…ですね。…少々お待ち下さい」

あれー?知らないの~?(T_T)

 

するとちゃんとした制服を着て手袋をしたインフォメーション嬢が

やってきて、とても申し訳なさそうにヘイケガニの展示場所を

教えてくれた。期待しないで下さいね、といったオーラが出まくってる。
 

でも。いるらしいぞ!急げ!

新幹線の時間があるのでそうそうゆっくりはしてられない。

積もる話だってまだまだ話足りないし。

 

で!

 

見つけました!平家蟹!(ちっちゃ!)

 

貝殻をかぶる習性があるそうです。



こうしてると可愛いですが。
 

ばばーん。
こんな甲羅をしてるのです。
きゃー!


これはかなり強烈な個体を標本として置いていると思われます。

生きて水槽にいるのはたいして彫りが深くなかったです。
  

壇ノ浦で散った平家の武士の怨念が蟹に宿ったと言われてますが

ただたんに、漁師さんが顔っぽい甲羅をした蟹を嫌がって

海にもどしていった結果、よりいっそう彫りの深い甲羅をした

蟹が増えていったという、人工淘汰の逆バージョンなのです。

 
まぁ、こんなに彫りの深い蟹が採れちゃったら私でも海に戻しちゃいますけどね。



おどろおどろしい旗まで立ってましたよ。

 

にしても。注目されてないなぁ。平家蟹!


私だけですよ。かぶりつきで写真とってるの。

あ、この写真だと蟹の大きさわかるでしょ。

私も思ってたよりずっと小さかったのでビックリしました。
 

近くのお土産センターでレプリカを発見した友達が

「ナオちゃん!いたいた!ヘイケガニ!」

「我ながら良い友達をもった…(T_T)」


可愛くなかったので写真だけでいいや~と。一枚。

(可愛くデフォルメしちゃえばいいのにねぇ)
きもカワ系のぬいぐるみとか。(きっと欲しいのは私だけ)

お土産の買い物が終了してから、お土産センターの前で

ベンチに座ってお茶しながらまたおしゃべりしまくり。

向こうでは武蔵と小次郎の小芝居。

こっちでは大道芸人が強風の中ディアボロ(中国コマ)を

やってたり。巌流島で向かう遊覧船に手を振ったり。


数十歩歩いたら関門海峡にドポン。な場所で

じゅうぶん下関を堪能。

 

そしてゆっくり話すのは20年振りになる私達の

会話も途切れること無く、同期のなんとかチャンは同期の

なんとか君と結婚したけど離婚して今は2人の子供育ててるとか、

何とかチャンはあんなことやこんなことがあってね。

ええ?まじで?知らんかったわ。

と同期話に花が咲く。

でも。


「やばい!時間忘れとった。3時59分新下やったよね?」

「あー。そうだった気が」

「いそがな!まにあわんかったら帰り遅くなるやろ」

 

彼女のちょっと荒い運転もなんだか心地よくて。

「別に遅れても大丈夫だよ、私ん家駅から近いし」

「いやー。でも申し訳ないやん」

車の中ではまた違った話題で語り合い。

あっという間に駅についてしまった。 



新下関駅のホームです。

わざわざ入場券買って見送ってくれるとのこと。

ちょうど私の乗るこだまが入ってきた所ですね。

「ほな、元気でね」

「ナオちゃんも。元気な姿みれて良かった。来てくれてありがとう」

もう帰っちゃうんだねぇ。と、ポロポロと涙を流し始める彼女。

「な~ん。泣かんといて~」

「うちこういうの弱いんよ~」

ギュっと抱きしめて。

「また会おうね」

「うん」

「そん時は痩せといて(笑)」

「うん。わかった」

 

「乗り遅れたらいかんからもう乗って」
「うん。じゃあね」
 

「………」

「………」

「この数分が長いなぁ」

「ベルが鳴ったらまた泣くんやろ」




↑ 泣いてます。

 

発車ベルが鳴り、ドアが閉まる。

そのドアの隙間から急いで

「ありがとう!」

と声をかけました。

彼女も 

「うん!ありがとう!」

 

新幹線は速度が速いのであっという間に彼女の

姿は見えなくなってしまいました。

 

そこからはひたすら東京まで帰るだけですので。

ここまでで、いったん区切ります。

 

冒険記、(おまけお土産編)で復路の話も書きます。

  家に帰るまでが冒険なので。

 


冒険記。(下関初日編)

 

  

 到着しました。下関です。

 金子みすゞさんのイメージキャラが描かれた看板がホームにありました。

  


 

地図をみると確かに本州の西端!

来たわ!ワタシ来たわ!

 


し~も~の~せ~き~!(>_<)

  

は!いかんいかんバス停を探さねば。何分おきなのかもわからんし。
もう夜で暗いし雨だし。やはくホテル行きたい。
 
やや!(-_-)
あの白い制服のお兄様方はもしや海上自衛隊の方では。
ちょっと萌~。ウチの父が昔海上自衛隊に居たのです。


おおっと。
いつまでも見てる場合じゃないぞ。
 
バス停バス停。。。。
なんか…乗り場がたくさんあるんですけど…。
でも確かホテルの案内では
『唐戸方面行きのバスに乗り「三百目バス停」下車してすぐ』
 
お!あった。唐戸方面。
で、バス停案内図を見ると…「三百目」が、ない…。なぜ?
 
そういえば駅を出たところにハイテクなバス案内があったぞ。
戻って「さ」の行から「三百目」を発見。コードナンバー「12○○」
早速中央の画面を眺めながらボタンを押してみる。
「1」
ん?
「1」
ん?
「11111111111111!!」
 
動かん(-_-)
 
ダメだこりゃ。
諦めてタクシー乗り場へ。そんなに遠くないし1メーターで
いけるハズ。
タクシー乗り場。待っているのは1台のタクシーだけ。
うひょー。誰か先に乗っちゃってたらワタシ待ちぼうけだったよ~。
 
運ちゃんに「プラザホテルまで」と頼み
メーターがおりたのを確認。
(昔、神戸でメーターおろさずに適当に走って言葉巧みに「美味しいお店がここの先に
あるから行ってみてください」と、知らない所で降ろされ、3千円以上取られたことが
あるので、それ以来メーターは必ず確認してます)
  
でも今回は大丈夫…だよね?
なんか、すごく運転荒いんスけど…。運ちゃんなんか怒ってるの?
と、その時。
空に花火の花が咲きました。
雨なのに…花火?
「花火上がってますけど、今日はなにかあるんですか?」
「さぁ~」
運ちゃん…。やっぱり何か怒ってる…かも。
 
そしてすぐにホテル到着!
え?こんな入り口?
ラ○ホテル?っていうくらい入り口がわかりにくく、何故か看板が小さく、
こりゃ、バスで来てたらまた迷ったかもな~。と、タクシーを
選択した自分を褒めた。
 
フロントでチェックイン!
一泊朝食付きチェックアウト11時までで、シングルルーム4200円!(安!)
  
お腹が空いたので、荷物を部屋に置いて10階のレストランに
行ってみました。ホテルの外に出る気はまったくなし!雨だし。
  

レストランから見える『下関タワー』。
数分ごとにライトアップの色が変わります。
ブルー・グリーン・レッド…かな?

夕飯は和風おろしハンバーグ御膳。

ハンバーグより後ろのサラダの方が目立ってます(笑)
 
小鉢の酢の物とかごま和えとかとても美味しかったです。
正直、メインのハンバーグより、それ以外が美味しかった。
あ、でもお新香はイマイチ。
お新香以外は完食いたしました!(^_^)


レストランは貸し切り状態。


写真に撮るのが難しかったので載せてませんが、関門海峡の
向こう側、九州の門司の夜景がキレイに見えておりました。
 
レストランの方に聞いたら巌流島が正面に見えるとのこと。
朝食バイキングが楽しみです♪
 
 
次はラスト。下関二日目ですよ~。