2011年12月6日火曜日

保温!保温!


寒いですね。
東京は今日気温が10度まで上がらずに日が暮れました。

ヒナは温度管理が大事。と、ここのっちゃんの様子を確認。大丈夫。
八兵衛は見なくても元気に鳴き続けてるので大丈夫。(ちゃんと見ましたよ(^_^;))
よんさまは・・・。

あれ?

夕方私の手の中で気持ちよくナデナデされていたよんさま。
ヒヨコ電球の下でちょっと横たわり気味。

(@@;)!!

カゴにひっついて私がじっと見つめても、ぐったりして呼吸が苦しそう。
とりあえず保温!一番涼しい場所につけた(鳥カゴの)温度計28度だったところを
よんさまが回復するまで上げます。上限は32度だから、透明シートと薄いカーテン
をかける具合で温度調整。

7用に準備していた水槽&プラケースの温室に移そうかとも思いましたが、白内障
で目が良く見えないよんさまにはパニックになる可能性もあり。てんかんの発作を
起こす可能性もあり。とりあえずいつものカゴで保温!

しばらくするとエサを食べにトコトコと歩いてくるよんさま。
新しく追加しておいたエサを嬉しそうに食べてました(シードを多めに入れてあげたので)

とりあえず。ホ。

寒暖の差が怖い。(T_T)

もうしばらくは悲しいの勘弁して。
頼むよ。よんさま。来月11歳じゃん。頑張ろう!


2011年12月5日月曜日

本当は4羽になるはずだったのに。






































7のことがあって、ブログアップがしづらくなってしまいましたが。

我が家にニューフェイスがやってきています。

7の退院を決めたときに丁度出会ってしまった子で。
迷いましたが、体調の悪い7の事で頭がいっぱいになってしまうのは危険。と思い、我が家にお迎えしました。

私の理想では7の様子をみながら、時間になったらヒナちゃんにさし餌。
そしてよんさまにナデナデマッサージ。八兵衛とマフラー遊び。
そうやって我が家の小鳥ちゃん達との時を持てる今を濃密に過ごそう。そう、思っていました。

でも。まるでバトンタッチするみたいに7は逝ってしまいました。
ちゃんと7の居場所を用意して待っていたのに・・・。

なので、また小鳥3羽との生活です。

紹介が遅れました。
錦華鳥(ハーフジャンボ)の『ここのつ』ちゃんです。
ハーフジャンボなので、まだヒナですが八兵衛より大きいです。とくに頭が。

たぶん女の子だと思います。
色合いはフォーンという種類です。
フォーンのメスの色合いは大好きなので、女の子決定だったら嬉しいですね。

羽が抜け替わって成鳥にならないとわからないので、お楽しみです。

まだヒナの綿毛がホワホワっと少しだけ残ってます。
それにこの子、めちゃ毛深い。本当にモフモフです。カラフト犬みたい。

そして獣医さんは「クチバシがちょっと小さいね。エサと体重。ちゃんと注意してあげてね」とのことで、検便では異常なし。また初トヤの頃に健康診断に行ってきます。

獣医さんとスタッフさんが7のことで私が落ち込んでいるのを察したのか、すごく気を使って下さって。
嬉しいですね。
みんなに心配かけない為にも、いつまでも落ち込んではいられません。
7はもう苦しんではいないのだから。

ここのつは八兵衛のヒナ時代と大きく違い、とても大人しいです。(その辺がメスっぽい)

八兵衛の鳴き声は「ぺーぺーぺー!」
でしたが。ここのつは「ぷぇ~。」


おっとりしてるでしょう?
頭が大きくてクチバシが小さくて目がクチバシ寄りな顔つきなんです。(そこに惚れました)

いまは尾羽が短いので余計にずんぐりむっくりですね。

大きくなったら八兵衛と仲良く遊んでくれるかな?

12月のスズラン

 
 
小鳥の病院近くに新しい花屋さんが出来たので行ってみました。
そこは『白』と『グリーン系』の花、葉物しか扱わない花屋さん。
スタイリッシュなデザイナーズ建築のコンクリート打ちっぱなしの店内に
ずらーっと白とグリーンの花花花。

へぇぇ。

花屋さん好きの私ですが、とても新鮮な感動を覚えました。
二階部分は雑貨と書籍も扱っていて、ユニークな作家さんの小物
(メッセージカードやらタグやら)が並んでいました。
月に何度かはオリジナリティー溢れるフラワーアレンジメントの
教室が行われるそうです。

果たして、白とグリーンだけの花屋さんはやっていけるのでしょうか。
オシャレすぎて敷居が高く感じられ、ちょっとお客さん入り難いかも。
 
でも今日は7のためになにか白い花をと思っていたので、ぐるっと
店内を見せて貰いました。
 
そしたら。
 
スズラン・・・?
 
スズランって主に4~5月の短い時期にしか花屋の店頭に並ばないんですよ。
 
なのにグラスに挿してあって。
しかも根っこ付き。
店員さんに聞いたら、園芸農家さんがハウスで育てているものだそうです。
高いんだろうなぁ、と思って聞いて見たら、ひと株420円。あら♪

「まずお水に挿してお花を楽しまれて。その 後花が散ってしまったら、茎の部分
のみ切り落として葉と根を残して土に植え替えてあげれば、春にまた咲き
ますよ。植え替えはこちらのお店でも出来ますので♪ (^_^)」 

なんて丁寧な対応。さすがオープン2日目。頑張ってるわぁ。

そんなわけで、スズランをひと株買ってきました。

三枚ほど下に挿してあるのは一昨日7の遺体を入れておいた箱に
敷いておいた葉っぱです。これは火葬しなかったのでリビングに飾って
おきました。この葉っぱ。違う花屋で一枚100円もしました。(-_-)



7は5月9日生まれ。
その頃にまた咲いてくれるかな。スズラン。
 

2011年12月4日日曜日

火葬 空へおかえり

 

本日7を火葬しました。


 
自宅の近くまで火葬車に来て貰い、その場で火葬して貰う方法をとりました。
 
燃やせるモノは「遺体」「少量の花」「ティッシュにくるんだ少量のエサ」のみ。
 
なので、パンジー柄の可愛い紙ナプキンを用意し、7を乗せ、顔の周りに
赤紫の個性的な花をみっつ添えて、エサは獣医さんが最後にプレゼント
してくれたシードを少しだけティッシュに出し、キンチャクのようにして、ティッシュで
作ったこよりで結びました。結び方は私がキモノの帯締めでよくやる飾り結び。
そこにあわ穂をふたつ挿して7の側に置いてあげました。

写真を飾り、紙コップの中にイヤホンを入れて音量を最大にすれば
簡単な音楽葬ができあがりです。
(順番としては準備の最初に紙コップスピーカーで音楽を流し始めました)

お線香のセットは業者さんが用意してくれました。
 
でも線香をあげて拝んでしまえばすぐに火葬です。
準備から拝み終わるまで丁度一曲分の時間でした。

写真類を片づけて、7は窯の中に。
でも、点火の前にもう一度だけお別れされて下さい。と頼み
家族と共に7を撫でて「7、バイバイ。ごめんね」。

13時半に業者がきて、骨を拾って終了したのは15時20分。

火葬している間、窯を冷やす間、7の好きな曲をかけていました。
紙コップスピーカーで。
ずっと火葬車の側に立って7が消えていく気配を感じていました。

『悲しい』 ということは、こんなにも疲労困憊するものなのですね。
 


昨日獣医さんは

解剖したら、キレイな体ではお返しできないよ。

と言っていましたが、今日見てみたらとてもキレイな姿でした。
親バカ目線だからかもしれませんが。

でももう小さな骨だけになってしまいました。

手乗りじゃなかったので、まともな写真が少ないのが残念です。

おかえり

 
 
3日のうちに解剖して貰えたので、夜迎えに行き、遺体をつれて
帰ることができました。
  
病室でガーゼから顔だけ出した状態で解剖結果の内容を聞き。

カラダを切ってしまっているので、見ずに包んでしまった方が良いと思う。

と、私が買った花を適当に入れた箱に、先生が7を最後までやさしく
扱って安置してくれました。あわ穂とシードは先生からのプレゼントです。

鳥の形のペンダントは私が願を掛けて(困ったときの石頼み)天然石で
作ったモノ。(私が石を選んで、お店の人にこういう風に作ってと頼みました)

黄色い小鳥。可愛いですね。
 
今日のお昼に見た、7の元気な姿は彼の一世一代の名演技だったので
しょうか。なんだか未だにワケがわかりません。

長期入院はさせるものじゃないですね。
今でも病院に行けば会えるような気がしてしまいます。

解剖の結果は、病理検査に肺のサンプルを送るので、それの結果が
出てみないとわかりませんが、気嚢には異常なく、気管はさすがに
炎症の酷さがみられたようですが、先天的奇形などはなく。
元々カラダの弱い子であったことは間違いないらしいです。
(免疫力がめちゃめちゃ低い)

明日。火葬します。
この子は早く天に帰してあげないといけない気がするのです。


前記事にコメントを頂いてる皆様。
ゆっくりお返事したいので、もう少々お待ち下さい。m(_ _)m


2011年12月3日土曜日

本当に我が身

 
 
今日の13時頃。7が落鳥いたしました。

享年6ヶ月24日
生まれてから209日の命でした。

〈9月3日撮影〉


今日は12時に病院の予約を入れていました。
呼ばれて診察室に入ると、いつになく元気そうな7。

いま、上り調子ですよ。(^_^)
食べてくれてるから体重も18グラムになったし。
咳もしてないし。

先生が嬉しそうに笑った。

ホントだー。目が生き生きしてていつもと違う~。

私も家族も予想外の回復にビックリ。

自宅でのネブライジングが一番有効な治療法だと思います。
 
確かに。ここまで元気な姿を見ちゃうと治療諦めるのはもったいないですね。
 
あーだこーだと先生と相談し、とりあえず5日間だけ自宅で朝昼晩3回の
ネブライジングをすることにしてみました。
 
私の保温バックに7を移し、待合室で会計を待っていました。
カタカタカタ・・・。7がプラケースの中を歩く音が聞こえます。
思ったより元気に退院できて、治療の希望も見えてきました。
 
保温バッグの中がが酸欠にならないように酸素スプレーを数秒軽く
吹き付けて、温かい空気が逃げないようにファスナーを閉めました。

ネブライジングの薬が出来上がるまでちょっと時間がかかり、
(それでも10分はかかってない)会計を済ませ、病院を出ました。

急いで温めたまま帰るためにタクシーに乗り、私はバッグのファスナーを
開け、中の様子を確かめました。

その時はもう。7は絶命していました。

え?・・・7?・・・7?

ぐったりしているのかと目をこらしましたが7のカラダは全く動いて
いませんでした。

急いでタクシーを止めて貰い、病院に戻りました。

首をかしげる病院のスタッフさんに「死んでしまいました」。と告げると。

「え!? ちょっとこのバッグのままお預かりしていいですかっ!」

と急いで先生の元に。
 
診察室の中から先生の驚いた声が聞こえ、診察中の患者さんが
追い出され、私達が「どうぞ」と診察室の中に呼ばれました。
緊急用のセットが次々に用意されます。

でも。聴診器を7の胸にあてた先生は「残念ながら、・・・絶命していますね」
と、言って7の頭を撫でていました。

こんなにすぐ急変するような容態じゃなかったのに・・・。なんで・・・。
保温はどのようにしてました?

バッグの中を見せて『ゆたぽん』とホッカイロ一個で、ついでに
酸欠にならないように酸素スプレーも使用しました。と、説明。

えー・・・。なにも思い当たらない。なんだろう。。。
ショックで気が遠くなりそう。

先生がどうにか7を生かそうとしてくださっていた事は、入院中の
給餌の仕方でも、自宅療法での相談でも熱く伝わってきました。

何だか逆に、私が7を殺してしまったみたいで申し訳ない気分でもありました。
 
前回の退院の時も、7は2時間で体調が悪化しました。
それを思えば、体力が衰えてる今は、30分ももたなかったのでしょう。

さっきまで元気で黒いお目々をクリクリさせていた可愛いカナリアの7は
暗い小さなプラケースの中で、ひとり淋しく死んでいきました。

7はウチに帰りたくなかったのかな。
でもよんさまには会わせてあげたかったのに。
昨日から保温状態バッチリにセットしておいた自宅の水槽とプラケースが
32度設定のホカホカのまま、帰らぬ住人を待っていました。

先生に7の解剖をお願いしました。
なにか納得できる答えが欲しくて。
それにきっとこういった症例のときに役立てると思って。
 
いままで7を応援して下さったみなさん。
本当にありがとうございました。
我が家の希望の光は、天に帰りました。
7がもう苦しむことはないという事が、今の私の唯一の救いです。


でも・・・。


7の歌。聞いてみたかったな。





2011年12月1日木曜日

明日は我が身


今日は夕方に7の面会に行ってきました。

「緊急治療が入ってしまったので遅くなってしまうと思います」

と言われ、待つこと数分。

ドタバタとやってきた緊急患者さんの家族と思われる方達が、スリッパも履かずに
「早く!早く!」と診察室へ入って行きました。
その後、押し殺したような悲鳴と、何らかの名前を呼んで、鼻をすする音。

あぁ。間に合わなかったんだなぁ。

だいぶ時間がたってから私の面会の番になり、「7ちゃん昨日より良いですよ」
言われている間にぐんぐん悪化していく7。

腰が立たなくなり、苦しそうにカラダ全体で呼吸しながら、目を閉じ首が傾いていく。
「これは酸素室に戻さないといけませんね」
昨日酸素室の中にいるときも、7はやっぱり苦しそうだった。

「先生。土曜日、この子を連れて帰りたいと思っています。もう入院は家計的に
支えてあげられないので。そして、ここまで集中治療しても効果がみられないの
であれば、いっさいの治療はやめようと思います。保温して、美味しい餌と水と
家族のいる部屋で過ごして欲しいと思います」

「ネブライジングのレンタル・・・考えようか?やったことないんだけど・・・」

「ネブライジングの投薬は自宅で一日三回やったとしていくらかかりますか?」

「いろいろと知り合いの医者にも聞いてみたりしてるんだけど、だいたい一回が
千円だから一日3千円・・・高いよね。酸素もレンタル業者いるけど・・・」

「いまの7の症状を先生の目からみて、治療をやめるのはもったいないと思わ
れますか?」

「・・・若いからねぇ。でも確かに、ここまで集中して治療して、ちゃんと検査した
上での投薬なのに効き目が薄くて。この子は他になにか理由があるんだとは
思っているので。でも・・・うーーーん」

獣医さんが生きている患者を諦めなきゃいけないのって、辛いのでしょうね。
ずっと唸っていました。『何かいい手はないか』って模索するような感じで。

でも我が家もイチカバチカで有り金はたいての入院だったので、もう自宅での
ネブライジングも無理なんです。

出来るのは、保温と、酸素ズプレーで気休め程度に酸素濃度を上げてあげ
ること。(上げすぎると酸素中毒になります)

土曜日までもってくれるかな。
連れて帰ってきたら、またすぐに悪化してしまうかも。
でも、もうどうしようもない。。。