今日の13時頃。7が落鳥いたしました。
享年6ヶ月24日
生まれてから209日の命でした。

〈9月3日撮影〉
今日は12時に病院の予約を入れていました。
呼ばれて診察室に入ると、いつになく元気そうな7。
いま、上り調子ですよ。(^_^)
食べてくれてるから体重も18グラムになったし。
咳もしてないし。
先生が嬉しそうに笑った。
ホントだー。目が生き生きしてていつもと違う~。
私も家族も予想外の回復にビックリ。
自宅でのネブライジングが一番有効な治療法だと思います。
確かに。ここまで元気な姿を見ちゃうと治療諦めるのはもったいないですね。
あーだこーだと先生と相談し、とりあえず5日間だけ自宅で朝昼晩3回の
ネブライジングをすることにしてみました。
私の保温バックに7を移し、待合室で会計を待っていました。
カタカタカタ・・・。7がプラケースの中を歩く音が聞こえます。
思ったより元気に退院できて、治療の希望も見えてきました。
保温バッグの中がが酸欠にならないように酸素スプレーを数秒軽く
吹き付けて、温かい空気が逃げないようにファスナーを閉めました。
ネブライジングの薬が出来上がるまでちょっと時間がかかり、
(それでも10分はかかってない)会計を済ませ、病院を出ました。
急いで温めたまま帰るためにタクシーに乗り、私はバッグのファスナーを
開け、中の様子を確かめました。
その時はもう。7は絶命していました。
え?・・・7?・・・7?
ぐったりしているのかと目をこらしましたが7のカラダは全く動いて
いませんでした。
急いでタクシーを止めて貰い、病院に戻りました。
首をかしげる病院のスタッフさんに「死んでしまいました」。と告げると。
「え!? ちょっとこのバッグのままお預かりしていいですかっ!」
と急いで先生の元に。
診察室の中から先生の驚いた声が聞こえ、診察中の患者さんが
追い出され、私達が「どうぞ」と診察室の中に呼ばれました。
緊急用のセットが次々に用意されます。
でも。聴診器を7の胸にあてた先生は「残念ながら、・・・絶命していますね」
と、言って7の頭を撫でていました。
こんなにすぐ急変するような容態じゃなかったのに・・・。なんで・・・。
保温はどのようにしてました?
バッグの中を見せて『ゆたぽん』とホッカイロ一個で、ついでに
酸欠にならないように酸素スプレーも使用しました。と、説明。
えー・・・。なにも思い当たらない。なんだろう。。。
ショックで気が遠くなりそう。
先生がどうにか7を生かそうとしてくださっていた事は、入院中の
給餌の仕方でも、自宅療法での相談でも熱く伝わってきました。
何だか逆に、私が7を殺してしまったみたいで申し訳ない気分でもありました。
前回の退院の時も、7は2時間で体調が悪化しました。
それを思えば、体力が衰えてる今は、30分ももたなかったのでしょう。
さっきまで元気で黒いお目々をクリクリさせていた可愛いカナリアの7は
暗い小さなプラケースの中で、ひとり淋しく死んでいきました。
7はウチに帰りたくなかったのかな。
でもよんさまには会わせてあげたかったのに。
昨日から保温状態バッチリにセットしておいた自宅の水槽とプラケースが
32度設定のホカホカのまま、帰らぬ住人を待っていました。
先生に7の解剖をお願いしました。
なにか納得できる答えが欲しくて。
それにきっとこういった症例のときに役立てると思って。
いままで7を応援して下さったみなさん。
本当にありがとうございました。
我が家の希望の光は、天に帰りました。
7がもう苦しむことはないという事が、今の私の唯一の救いです。
でも・・・。
7の歌。聞いてみたかったな。