2010年2月20日土曜日

気付いてしまったこと。

 
 
 
私は勝手気ままにキモノを着るのが好きだ。(正確には好きだった。かな。)
多少寸足らずでも形式から外れてても、着たいように着て楽しんでいた。
このブログのタイトルも「お茶と小鳥とときどきキモノ」。ブログのタイトルに
入れるくらいキモノのある暮らしを好いていた。

なのに。

キモノのブログ村でいろんな人のブログを読みあさるうち、だんだん気付いてくる。
羽織とキモノの袖丈は合わせないと、とか、裾を短めに着るのはかっこ悪い、とか。
いままで超適当にしていたところこそがキモノのオシャレの醍醐味であると。

「粋」という言葉がキモノの世界ではよく使われる。英語で言うと「COOL」だろうか。
そこを無視してキモノを着ていた自分に気付かされ。がっかりしてしまう。

他人にどう見られようが構わない。と思って着ていたはずなのに。
いざ「あんたかっこ悪いのよ」ということがわかってしまうと恥ずかしくてもう着られ
たもんじゃない。
人によっては「若い人の着こなしなんだから自由で良いじゃない」と言ってくれるが
それはやはり慰めとかフォローとかが必要な着こなしだったからなんじゃないかな。

なによりも。私が「格好いい!」「素敵!」と思ってるひとの着こなしは基本がちゃんと
あって、そこから着崩してる。
何事も基本は大事なのだ。ただ着ればいいってもんじゃない。

ジーンズにTシャツだってオシャレな人は丈やラインにこだわる。
私がキモノでオシャレを楽しむには、まだまだ知識と工夫が必要なようだ。
 
 
  
 

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